- どうやって求人を探したらいいかわからない…
- 良い求人の見つけ方が知りたい!
- 求人サイトが多すぎてどのサイトに登録すればいいかわからない…
- 転職を成功させたい!
求人の探し方を間違えて転職に失敗している保育士さんは多いです。保育士さんが求人を探すには色々な方法があり、メリット・デメリットも様々です。
私はこれまで保育業界で5年以上働きながら、100以上の保育園と仕事をしてきました。そこでこの記事では、保育士さん向けにおすすめの求人の探し方を徹底的に解説しています。
自分に合った求人の探し方を見つけて、転職を成功させたい!
この記事を読むことで、自分に合った求人の探し方を見つけることができるはずです。
以下の5つが主な保育士求人の探し方になります。
- 転職エージェントを利用する
- 求人サイトを利用する
- ハローワークを利用する
- 知人に紹介してもらう
- 直接保育園へ連絡する
それぞれのメリット・デメリットや、注意すべき点を詳しく解説します。
転職エージェントを利用する
転職エージェントとは求人紹介サービスのこと
転職エージェントとは、専属のエージェントが自分に合った求人を紹介してくれるサービスのことです。サービス内容は同じでも、会社によって呼び方が色々あります。
- 転職エージェント
- キャリアアドバイザー
- コーディネーター
- アドバイザー
基本的にこれらはすべて同じサービスだと思っていいです。転職エージェントの仕事の本質は、人材と求人をマッチさせること。保育士さんからすると、転職エージェントは求人(保育園)を紹介してくれる存在です。一方、保育園からすると転職エージェントは人材(保育士さん)を紹介してくれる存在になります。
転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントを利用するメリットは次の5つです。
- 気になることを転職エージェントが確認してくれる
- 自分に合った求人を見つけやすい
- 自分の負担が減る
- 非公開求人に出会うチャンスがある
- 利用料は完全無料
気になることを転職エージェントが確認してくれる
自分では保育園に聞きづらいことも、転職エージェントに依頼すれば確認してくれることが多いです。例えばお給料や各種休暇の取得率など。年収アップの交渉まで対応してくれることもあります。
特に次の3つは必ず転職エージェント経由で確認しておきたいポイントです。
- 宿舎借り上げ支援事業を利用できるか
- キャリアアップ研修の受講環境が整っているか
- 給料引き上げ制度を活用している保育園か
宿舎借り上げ支援事業の詳細は以下の記事で解説しています。
【いつまで続く?】保育士宿舎借り上げ支援事業をプロが徹底解説!【転職を考える方必見】
キャリアアップ研修の詳細は以下の記事で解説しています。
【お給料アップ!】保育士等キャリアアップ研修をプロが徹底解説【転職を考える方必見】
給料引き上げ制度の詳細は以下の記事で解説しています。
【給料が安い?】保育士さんが知っておきたい給料引き上げ制度【転職を考える方必見】
自分に合った求人を見つけやすい
ほとんどの転職エージェントでは、専属の担当者がついて、自分に合った求人を紹介してくれます。もちろん、保育士さんの悩みや要望を聞いた上で求人を紹介してくれます。
そのため、自分で探すよりも効率的に自分に合う求人を見つけやすいです。今は希望に合う求人が出ていない場合も、新しい求人が見つかったときに転職エージェントが連絡してくれます。
転職エージェントを活用すれば、忙しい保育士さんも効率的に転職活動ができますよ。
自分の負担が減る
サービスによって多少の差はありますが、ほとんどの転職エージェントは求人紹介の他にも以下の対応をしています。
- 園見学の予約
- 応募書類の添削
- 面接日程の調整
- 面接対策
- 働きはじめた後のサポート
転職エージェントを利用しない場合、すべて自分で対応する必要があります。
ぜんぶ自分で対応するのは大変そう…
転職エージェントを利用することで、転職活動の負担を軽くできます。
非公開求人に出会うチャンスがある
非公開求人とは、一般に公開されていない求人のことです。非公開求人はハローワークなどで求人を検索しても見つかりません。
一般の求人と比べると、非公開求人には好条件の求人が多いです。転職エージェントを利用すれば、非公開求人に出会える可能性があります。
採用の負担を減らしつつ、良い人材を採用したいというのが主な理由です。公開求人は誰でも応募できるので、申込者数が多くなり、保育園にとっても採用の負担が大きくなります。
非公開求人にすれば、保育園は求める条件をクリアした人材だけを転職エージェントから紹介してもらえます。そのため、保育園側は採用の負担を小さくでき、求める条件に合った人材を採用できるということです。
転職エージェントは「保育園が求める条件に合った保育士さん」に非公開求人を紹介しています。
完全無料で利用可能
保育士さんは転職エージェントを完全無料で利用可能です。転職エージェントは保育園からお金をもらうことで、ビジネスとして成り立っています。
ちなみに、保育園が転職エージェントに払うお金は「成功報酬型」が一般的です。「成功報酬型」とは、保育士さんの採用が決まったら、保育園が転職エージェントにお金を支払う仕組みです。
もちろん転職後にお金を取られることもないので、安心してください。
転職エージェントを利用するデメリット
メリットが多い転職エージェントですが、デメリットもあります。保育士エージェントのデメリットは次の2つです。
- 転職エージェントによって当たり外れがある
- 紹介してもらえる求人数が限られる場合がある
転職エージェントによって当たり外れがある
転職エージェントも人間なので、自分に合わない人が担当になってしまうこともあります。例えば、対応が強引だったり、連絡がしつこかったり…「なんか合わないな…」と感じたら我慢せず転職エージェントを変える方がいいです。
合わない転職エージェントと付き合い続けるのは、お互いにとって不幸です。
紹介してもらえる求人数が限られる場合がある
転職エージェントは基本的に、保育士さんに合った求人を紹介してくれるサービスです。そのため、紹介してもらえる求人数が少なくなる可能性があります。
転職エージェントを利用する場合は、求人サイトを一緒に利用するのがおすすめです。メインで転職エージェントを利用しつつ、サブで求人サイトを利用するイメージです。
おすすめの転職エージェント
私がおすすめする転職エージェントは以下の2つです。
- マイナビ保育士(東京・神奈川・千葉・埼玉の求人を探している方)
- 保育士バンク(東京・神奈川・千葉・埼玉以外の求人を探している方)
どちらのサービスも管理人が保育士さん向け転職サイト30件を比較して選んだサイトなので、自信を持っておすすめできます。
マイナビ保育士
▶︎マイナビ保育士の特徴
・首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人数・種類が豊富
・大手企業のマイナビが運営しているため、サービスの品質が高い
・厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認定を受けている
▶︎マイナビ保育士がおすすめな人
・首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人を探している方
首都圏の求人を探している方には「マイナビ保育士」がイチオシです。
\ 登録は30秒!完全無料! /
保育士バンク
▶︎保育士バンクの特徴
・日本最大級の求人情報量
・日本全国の求人の取り扱いあり
・厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認定を受けている
▶︎保育士バンクがおすすめな人
・首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)以外の求人を探している方
首都圏以外の求人を探している方には保育士バンクがおすすめです。
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転職エージェントのさらに詳しい活用方法は以下の記事で紹介しています。
【保育士求人の探し方】転職エージェント活用完全マニュアル【おすすめをプロが解説】
求人サイトを利用する
求人サイトとは自分で求人を検索できるサービスのこと
求人サイトは自分で求人を探す求人情報サービスです。求人サイトには、保育専門のサイトや、他の業種もカバーしている総合型のサイトがあります。
保育園の求人を探すなら保育専門の求人サイトをおすすめします。総合型のサイトより、保育専門サイトの方がより詳しく求人情報が掲載されているからです。保育専門サイトの求人情報には、具体的な保育内容まで掲載されていることが多いです。
求人サイトの利用料は完全無料
保育士さんは無料で求人サイトを利用できます。
求人サイトは、保育園から掲載料をもらうことで運営されています。
求人サイトと転職エージェントとの違い
転職エージェントは何もしなくても求人を探してきてくれますが、求人サイトの場合は基本的に自分で求人を探す必要があります。
基本的に非公開求人は転職エージェントからしか紹介してもらえないです。求人サイトと転職エージェントの違いは以下のとおりです。
比較内容 | 求人サイト | 転職エージェント |
---|---|---|
求人の探し方 | 自分で探す | 紹介してもらう |
応募書類の添削・面接対策 | 自分でやる | 依頼できる |
日程調整・条件交渉 | 自分でやる | やってくれる |
企業情報の収集 | 自分でやる | やってくれる |
非公開求人 | なし | あり |
転職エージェントの方がメリットは多いですが、自分で求人を探したい方には求人サイトの利用が向いています。
求人サイトとハローワークの違い
求人サイトに掲載されている求人は、ハローワークより質が高いことが多いです。求人サイトに求人を掲載するには、保育園が掲載料を支払う必要があります。
一方、ハローワークの掲載料は基本的に無料です。そのため、ハローワークの求人には「お金はかけたくないけどとりあえず求人は出しておこう」と考えている保育園も多いです。
もちろん求人サイトとハローワークの両方に求人を出している保育園もあります。
保育士求人サイトを活用する際の注意点
求人サイトを活用するときは、無闇にたくさんのサイトに登録しない方がいいです。求人サイトから大量にメールが届くことになってしまい、情報を拾えなくなってしまうことが多いからです。
インターネットで検索するとたくさんの求人サイトが出てきますが、登録するサイトは厳選しましょう。
理由もなく複数の求人サイトの登録を勧めているサイトは要注意です。
求人サイトを利用するメリット
求人サイトを利用するメリットは以下の3つ。
- 自分のペースで求人を探せる
- 保育園と直接やり取りできる
- 多くの求人を見ることができる
自分のペースで求人を探せる
求人サイトの場合は自分で求人を探すことになるので、自分のペースで利用が可能です。転職エージェントを利用した場合は、エージェントが色々な求人を紹介してくれるため、その都度エージェントとのやり取りが発生します。中には転職エージェントとのやり取りを面倒に感じてしまう方もいるかもしれません。
まずは自分のペースでどんな求人があるか探してみたいかも。
自分のペースで求人を探したい場合は、求人サイトをメインで利用するのもありです。
保育園と直接やり取りできる
求人サイトで見つけた求人に応募する場合は、自分が保育園と直接やり取りすることになります。保育園と直接連絡を取りたい場合、求人サイトの利用はおすすめです。
多くの求人を見ることができる
自分で求人を検索することができるので、多くの求人を見ることができます。
求人サイトを利用するデメリット
自分で求人を探す必要がある
転職エージェントとは違い、求人サイトの場合は自力で良い求人を選ぶ必要があります。求人が多数ある地域の場合、自分に合った求人を見つけ出すのはかなり大変です。
保育園とのやり取りも自分で行う必要があるので、転職活動の負担は大きくなります。
選択肢が多くなりすぎると、反対に選ぶのが難しくなってしまいます。
おすすめの求人サイトは「ジョブメドレー保育士」
求人サイトは「ジョブメドレー保育士」がおすすめです。
ジョブメドレー保育士をおすすめする理由
ジョブメドレー保育士をおすすめする理由は以下の4つです。
▶︎シンプルな求人サイト
これがジョブメドレー保育士をおすすめする最大の理由です。一見求人サイトのように見えても、実際にはほとんどのサービスが転職エージェントの活用を前提としています。ジョブメドレー保育士はシンプルな求人サイトのため、エージェントとのやり取りが不要です。
▶︎日本全国の求人を取り扱っている
一都三県だけでなく、地方の求人にも対応しています。求人サイトによっては地方の求人がほとんど無いものもあります。
▶︎スカウト機能がある
プロフィールを登録すれば、事業所からスカウトメールを受け取ることができます。メールを確認するだけなので、エージェントと連絡を取り合う必要がありません。
▶︎求人数が多い
求人サイトの中でもトップクラスの求人数(約13,500件)があります。
ジョブメドレー保育士は管理人が保育士さん向け転職サイト30件を比較して選んだサービスなので、自信を持っておすすめできます。
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ハローワークを利用する
ハローワークは国が運営する公共職業安定所
ハローワークとは、厚生労働省が設置する公共職業安定所のことです。全国500カ所以上に設置されていて、「職安」などと呼ばれています。
ハローワークでは、転職を目指す人々に対して職業紹介や求職相談、雇用保険の手続きといったサポートを行っています。
ハローワークを利用するメリット
ハローワークを利用するメリットは以下の4つです。
- 求人数が圧倒的に多い
- 地方都市の求人が多い
- ハローワーク職員に相談ができる
- 保育士以外の求人にも出会える可能性がある
求人数が圧倒的に多い
ハローワークの求人数は企業が運営する求人サイトと比べると圧倒的に多いです。ハローワークは掲載料が無料のため、企業にとっても掲載しやすいからです。
保育園も「とりあえずハローワークには載せておこう」となるパターンが多いです。
ハローワーク職員に相談ができる
ハローワークに行けば、職員に転職について相談が可能です。さらに、ハローワークによっては以下の対応まで行っていることもあります。
- 紹介状の作成
- 面接の段取り
- 面接対策や履歴書添削
昔は対面でのサービスのみでしたが、今はオンラインでのサービスも提供しています。具体的には、「オンラインハローワーク紹介」といったサービスを展開しています。
オンラインハローワーク紹介は、ハローワーク職員が求人との適合性を判断して、オンライン上でおすすめの求人情報を送ってくれるサービスです。
地方都市の求人が多い
求人サイトの場合、大手サイトでも地方都市の求人が少ないことが多いです。
大手の求職サイトでも求人が見つからないような地域でも、ハローワークなら見つかる可能性があります。
ハローワークは地域ごとに設置されているため、その地域の求人状況に詳しい担当者がいることもメリットです。
保育士以外の求人にも出会える可能性がある
ハローワークで紹介してもらえる職種は保育士に限りません。そのため、ハローワークでは保育士以外の職種の求人も探せます。
保育士以外の職種にも興味がある保育士さんはハローワークを利用するのがおすすめです。
ハローワークを利用するデメリット
ハローワークを利用するデメリットは以下の4つです。
- 求人の質のバラつきが大きい
- 受身では利用できない
- 営業時間が平日のみ
- 求人票から確認できる情報が少ない
求人の質のバラつきが大きい
ハローワークは求人数が多すぎるが故に、求人の質に大きなバラつきがあります。掲載にあたって求人の審査もありません。
「良い求人」と「悪い求人」が入り乱れている中から、「良い求人」を探し出すのはなかなか大変です。
ハローワークに掲載することで国から補助金をもらえる場合があるため、補助金目当てで求人を掲載している企業もあります。
受け身では利用できない
転職エージェントの場合は、インターネットで簡単な登録を済ませるだけで、エージェント主導で求人の紹介から面接日程の調整まで対応してくれます。
一方、ハローワークの場合は、実際に自分がハローワークまで行って相談する必要があります。一部オンラインのサービスもありますが、一度はハローワークに実際に行かなければいけないことがほとんどです。
転職エージェントは紹介者を保育園に入職させることで報酬を得ているため、一生懸命動いてくれる場合が多いです。一方、ハローワークの職員には成果報酬などはありません。そのため、自分から積極的にハローワーク職員に相談や質問しないと話は進みにくいです。
営業時間が平日のみ
ハローワークの営業時間は基本的に平日17:30までです。そのため、忙しく働く保育士さんにとっては、なかなか行くハードルが高い場所だといえます。
一部のハローワークは土曜日も営業していますが混雑していることが多いです。
求人票で確認できる情報が少ない
ハローワークは保育専門の求人紹介サービスではないので、求人に保育の細かい情報は掲載されていないです。たとえば、保育内容などは求人票に掲載されていないケースがほとんどです。
保育士専門の求人サイトと比べるとハローワークの求人の情報量はかなり少ないです。
ハローワークの利用にはデメリットもありますが、上手に活用することができれば、転職に役立つサービスです。
ハローワークの活用方法は以下の記事で詳しく解説しています。
【保育士転職】ハローワーク完全マニュアル|求人の探し方・おすすめの使い方を徹底解説
知人に紹介してもらう
保育士の友人や先輩などの知人から保育園を紹介してもらうのも、求人を探す方法のひとつです。
知人の紹介のメリット
働く人の生の声を事前に詳しく聞ける
職場環境について、実際に働いている職員に詳しく聞けることがメリットです。特に人間関係について事前に確認できるのが最大のメリットだといえます。
保育士の退職理由の第1位(33.5%)が「職場の人間関係」です。(「保育士の現状と主な取組(令和2年8月24日)」より)
普通は実際に働いてみるまで人間関係はわかりません。だからこそ、転職で失敗してしまうこともあります。保育園の人間関係を事前に確認できれば、転職で失敗するリスクは確実に下がります。
紹介以外の方法で求人を探す場合、人間関係のトラブルを避けるために最も有効な方法は園見学です。失敗しない園見学の方法は以下の記事で詳しく解説しています。
【転職を成功させる】保育士さんの園見学マニュアル【チェックリスト・お礼状例文あり】
知人の紹介のデメリット
紹介で働きはじめた場合、自分に合わない保育園だったとしても辞めにくくなります。万が一すぐに辞めることになると、紹介してくれた人の立場も悪くなるでしょう。
結果的に紹介してくれた人と自分の関係も悪くなってしまう可能性も…ほかの職員から「コネ入社」なんて言われてしまう可能性もあります。
紹介で採用が決まった場合は、このようなリスクがあることを知った上で働きはじめた方がいいです。
知人の紹介で保育園を選ぶときの注意点
そもそも紹介してくれる人が本当に信用できる人なのかよく考える必要があります。実際に働いてみたら「聞いていた話と違った…」なんてことにならないように注意が必要です。
紹介してもらった保育園だからと油断せずに、必ず自分でもある程度その保育園について調べてみましょう。
保育園を選ぶときのチェックポイントは以下の記事で徹底的に解説しています。
【永久保存版】保育士が転職すべき保育園の選び方【プロが教える13のチェックポイント】
保育園へ直接連絡する
保育園へ直接連絡してみるというのも方法のひとつです。特に「どうしてもここで働きたい」という保育園がある方は、直接その園へ連絡してみるのがおすすめです。
保育園へ直接連絡するメリット
直接連絡は、成功すれば希望の保育園で働く最短ルートの方法になります。求人広告を出していない場合でも、「これから求人を出す予定だった」なんて可能性もあります。「正社員は募集していないけどパートなら…」と言ってもらえることもあるかもしれません。
保育園へ直接連絡するデメリット
直接連絡したとしても、もちろん断られる可能性があります。場合によっては冷たい対応を取られることもあるでしょう。
直接連絡は手間もかかる方法なので、「どうしてもここで働きたい!」という想いがある保育士さんだけにおすすめの方法です。
基本的には転職エージェントをメインで使うのがおすすめです。
保育園へ直接連絡するときの注意点
ここでは以下のポイントについて解説します。
- 保育園へ連絡する前の準備
- 保育園の連絡先
- 電話をかける時間帯
- 電話をかける相手
- 電話で伝える内容
保育園へ連絡する前の準備
まずは転職エージェントや求人サイトで、働きたい保育園の求人が出ていないか事前に確認しましょう。求人を出している保育園に直接連絡してしまうと「この人は何も調べない人なんだな…」と思われてしまう可能性があります。
連絡先
基本的には保育園に直接連絡することになります。ただし、母体が複数の保育園を運営している場合は、運営母体に連絡するようにしましょう。
連絡する時間帯
保育園に連絡する場合は、忙しい時間を避けて連絡するようにしましょう。具体的には、登降園時間を避けて、午睡中(13:00〜14:00頃)に電話をかけるのがおすすめです。
伝える相手
必ず「採用担当者」に伝えるようにしましょう。仮に今は募集をしていなくても、採用担当者と話すことで「いつ頃募集を出す予定」といった情報を教えてもらえる可能性もあります。
伝える内容
連絡するときは以下の内容を伝えます。丁寧に伝えることを心がけましょう。
- 自分の名前
- 自分がその保育園で働きたいこと
- 今保育士の募集をしているか
失礼な言い方さえしなければ、保育園側も「ここで働きたい」と言われて悪い気はしないです。
保育園へ直接連絡するときの例
お忙しいところ恐れ入ります。
私現在転職活動をしております●●と申します。
実は、●●保育園さんで働かせていただきたく思い、お電話させていただきました。
お忙しいところ大変申し訳ないのですが、採用のご担当者さまとお話しさせていただくことは可能でしょうか。
(採用担当者に替わってもらえたら)
もう一度自己紹介をして、その保育園で働きたいと思っていること丁寧に伝えた上で、今職員の募集をしているか聞く。
直接電話するときに緊張しそうなら、事前に伝える内容をメモ書きしておきましょう。
おすすめの求人の探し方まとめ
おすすめの求人の探し方は以下の5つです。
求人の探し方 | メリット | デメリット |
---|---|---|
転職エージェント | 気になることを転職エージェント経由で保育園に確認できる 自分に合った求人を見つけやすい 自分がやらなければいけないことが減る 非公開求人を紹介してくれる 利用料は完全無料 | 転職エージェントによって当たり外れがある 紹介してもらえる求人数が限られる場合がある |
求人サイト | 自分のペースで求人を探せる 保育園と直接やり取りできる 多くの求人を見ることができる | 自分で求人を探す必要がある |
ハローワーク | 求人数が圧倒的に多い 地方都市の求人が多い ハローワーク職員に相談ができる 保育士以外の求人にも出会える可能性がある | 求人の質のバラつきが大きい 受身では利用できない 営業時間が平日のみ 求人票から確認できる情報が少ない |
知人の紹介 | 働く人の生の声を事前に詳しく聞ける | 辞めにくくなる 職員によく思われない可能性がある |
直接保育園へ連絡する | 成功すれば希望の保育園で働く最短ルートになる | 断られる可能性がある 手間がかかる |
おすすめの転職サービスは以下のとおりです。
種類 | サービス名 | おすすめの人 |
---|---|---|
転職エージェント | マイナビ保育士 | 東京・神奈川・千葉・埼玉の求人を探す方 |
転職エージェント | 保育士バンク | 東京・神奈川・千葉・埼玉以外の求人を探す方 |
転職サイト | ジョブメドレー保育士 | 全員 |
転職「活動」にリスクはないです。むしろブラック保育園で働きながら「行動しない」方がリスクです。どんな求人があるか知ることで、はじめて今の職場の良いところや悪いところがわかります。
他にも働ける場所があることを知れば働く気持ちも楽になります。行動することで、毎日を少しづつ良い方向に変えていきましょう。